【読書】No.5 ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文著

堀江さんが球団買収で

世間を騒がせていた時私は高校生でした。

その当時はこの破天荒な人はなんなんだろうと思ってました。

 

そこからあの逮捕劇をテレビで見ており、

特に考えることもなく、

単純に悪い事をした人なんだなと思ってました。

 

それから月日が流れ大学生の時に

当時流行っていたクイズ番組に

出られている堀江さんを見かけ、

「この人テレビ出て大丈夫なんだ」

と思ったのを鮮明に覚えてます。

 

それから堀江さんの本を読もうと思ったきっかけは

落合陽一さんが堀江さんと執筆している本で

『10年後の仕事図鑑』でした。

※此方についても機会があればブログ書きます。

 

それからYoutube 等で堀江さんのチャンネルを拝見し

すごく興味を持ちこの本を読みました。

 

読み進めていくうちに

同じ福岡という事もあってか

堀江さんの家庭環境がダブる部分もあり、

勝手に親近感が湧くと共に自分の興味があるものに

一直線に情熱を注いで突き進んでいく姿勢に

とても感化されました。

 

周りの声に惑わされず、

ただひたすらに狂った情熱で

どんどん突破していく。

 

でも人間臭い部分も

恥ずかしげなく披露されていて、

今までのテレビで見ていた

完全効率人間の「ホリエモン」ではなく

生の「堀江貴文」を見ることが

できる本となってます。

 

本書の頭の方では

堀江さんの生まれから東大に入るまでが

書かれてありますが、

実はオン・ザ・エッヂ(ライブドア前身)

創業から成功までの一連の流れは

本書でほぼ全く書いておらず、

生い立ちの後は懲役の話に触れています。

 

懲役という特殊な環境下でも堀江さんはビジネスを

考え続けていてどんどんアイディアを

世の中に配信し続けていたようです。

 

正直この本を読むまで

堀江さんは金の亡者のイメージがあったのですが、

むしろ逆でお金に無頓着な印象に代わりました。

 

ただただやりたいことをやる。

「今」「ここ」にのみに全力をそそぐ。

シンプルな欲求を猛烈に追いかけて

駆け抜けてきた方でした。

 

ちなみに僕も堀江さんといっしょで

死への尋常ではない恐怖で

夜も眠れない時あるのですが、

堀江さんはそれを逆に推進力に変えており、

これは僕も参考にさせてもらおうと思いました。

 

「何もない自分にイチを出していく。」

 

ビジネスに携わるものとして大変勉強になりました。

 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく