【駐在日記】国際市場での競争力について

海外駐在員をして痛感したのが

タイ人スタッフのレベルの高さです。 

 

平均で考えればもちろん日本のビジネスマンは

とても優秀だと思います。

個人的には世界一だと思ってます。

※ここでの優秀な定義はいかに社会に

価値を生み出しているかという視点で判断してます。

 

しかし彼らタイ人は圧倒的に英語が喋れる人材も多く、

しかもMBA取得者も数多おり、ビジネスにも精通しています。

 

尚且つそれでいて日本人と比較しても圧倒的に人件費が安いです。

 

初任給でも日本の平均がおよそ20万円ですが、

タイ人の場合は6万〜7万です。

 

果たしてこれほどの価値の差が

個人レベルであるかというとない思います。

 

では何でそこまでの人件費に

差異が出てくるかというと

日系企業の地力です。

 

もう少しわかりやすくいうと

日系企業が生み出している

利益とそこに引っ張られる形で

スタッフが生み出し動かしている

金額の差だと思ってます。

 

ビジネスにおいて売り上げをあげるか

原価を下げることで利益を確保することが

最もわかりやすいので工場などは海外に出して

経営企画は日本とうのは一昔前の日系企業の構造であったと思いますが

前述の通りスキルの差異が少なくなる中で

この経済構造が変革しつつあって

実際タイ人スタッフの人件費は年々上がってます。

 

色々前段が長くなりましたが、

結果何が言いたかという

世界には格安で優秀な人材がたくさんいて、

しかもインターネットによる

世界の縮小はどんどん加速していき、

上記のような人材がライバルに

なっていくということです。

 

僕はこのような現状を目の当たりにし

危機感を覚えました。

なのでTOEICのスコアもあげましたし、

個人的にプログラミングを勉強していて

副業に出来ないか思索してます。

また週に2冊程度はビジネス書を読んでます。

※読んだ本は随時紹介させてもらいますね。

 

また僕は今現在タイに駐在しております。

(2020年帰任予定)

タイは駐在員天国といわれるほど

温暖でかなり住みやすく、

バンコクはとても都会なのでショッピングや

様々なエンターテインメントであふれております。

また時間に緩く日本よりも働きやすいという人が多くおられます。

一方でタイ人の時間感覚の鈍さに合わない日本人もいます。

そういった背景もあり、駐在をしたことで

タイにおぼれていく人を何人か知ってます。

 

僕自身は幸い?後者であったため、

タイに全くおぼれることなく

(ある意味タイになれなかった、笑)

1年半が経過しました。

新規立ち上げや30名規模の組織マネジメントを経験でき、

駐在員の環境を通じて大きく

レベルアップできたと感じております。

 

前述の通り国際市場では後進国がどんどん発展してます。

そんな中で個人レベルでどう競争力をつけるべきか。

何をしたら成功するのか。

各自の背景によって全く違いますし、

わからないです。

 

ただ一つ言えるのは

自分自身を高めるために何ができるのか

考え抜いてポジションをとること。

そして決めたことをやり抜いていけば

確実に道は開けると思います。

駐在はゴールではなく、

あくまでもビジネスマンとしての通過点。

さらなる高みを目指して

日々精進して参りたいと思います。 

 

駐在員という立場を通じ

少しでも皆さんに

役立つ情報になればと思います。